便秘について (翠皮フ科・アレルギー科:葛飾区亀有/アリオ亀有対面)
翠(みどり)皮フ科・アレルギー科

診療時間
10:00から13:00
15:00から18:00

休診日
火曜日,土曜日午後
日曜日,祝日
〒125-0061
東京都葛飾区亀有3-37-17
メディク関東3F
電話 03-6662-4232
お知らせ 薬や病気の説明 自費診療

便秘について

◎便秘の原因もいろいろあります。
 便秘はいろいろな原因によって起こされますが、それと同時にいろいろな病気の原因にもなりうる病気です。皮膚の病気では、にきびの原因として有名であると思います。お腹の病気で怖いのは大腸癌の原因の一つとも言われています。逆に大腸癌が発生し腸管が狭くなってしまうことによって便秘になってしまう場合もあります。

 大腸癌などの腸管の閉塞によって起きてしまう便秘は、原因となる部分を取り除いてあげなければ治癒することは難しいです。今回は閉塞によっておきる便秘以外について説明をいたします。

◎便秘の原因は大きく2つあります。
 閉塞以外でおきる便秘の原因は大きく分けて2つあります。便が固いことによって起こされてしまう便秘お腹の動きが緩慢になってしまうことによって起こされてしまう便秘です。これら2つが同時に起こっていることもありえます。程度の差はありますが、便秘で悩んでおられる患者さんのほとんどが両方の原因があるのではないかと考えています。

◎便が硬いときには水分を多く含ませてあげるようにします。
 便が硬いことに対しては、便に水分を含ませるような薬剤を使用することによって解消できます。西洋薬では酸化マグネシウムという薬剤、漢方薬では芒硝(ぼうしょう:硫酸マグネシウム)が含まれているお薬がそのような働きをします。ただ透析患者さんなどは、血液中のマグネシウム濃度が上がることにより致死性の不整脈を起こすこともあるので、量をきちんと考えながら使用することが重要です。お薬に頼るだけでなく、よく水分を補給し、食物繊維をとることによって便を軟かくしてあげることもできます。食生活がとても大切になってきます。食物繊維のたくさん入った豆類(豆腐ははいっていません)やきのこ類を摂取すると有効だと思います。

◎お腹の動きが悪い時は動きをよくする漢方薬を使います。
 お腹の動きが緩慢になってしまう場合は、お腹を動かすようなお薬を使用してあげます。センナや大黄・アロエなどが代表的なお薬です。西洋薬でのプルゼニドやアローゼンもこのタイプのお薬です。これらのお薬をずっと使っていると、効果が落ちてくることがあります。また長期間に渡って使用することによって大腸メラノーシスといって大腸粘膜の色素沈着を起こすことが知られています。完全に防ぐことは難しいですが、単独で使用するよりは、いろんな生薬を組み合わせた漢方薬の方が、効果の減弱や大腸粘膜の色素沈着の起きる頻度は少ないと考えられています。
 他にもサンショウやニンジン(朝鮮人参)などが含まれたものを使用してお腹の動きをよくすることもあります。

◎お薬を飲むことだけが治療ではありません。日常生活にも気を配りましょう。
 便秘でお薬を飲み始めるとずっと飲まないといけないわけでもありません。運動や食生活を改善したり、体調が良くなってくればお薬を減らしていくことも十分に可能です。現在ある便秘を放置して、ストレスを貯めたりしていろんな病気の原因になるよりはまずは生活習慣の改善と同時にお薬をつかって早めに解消していくことも良いことだと思います。お悩みの方はご相談ください。

翠皮フ科・アレルギー科のホームページへ戻る