翠(みどり)皮フ科・アレルギー科

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肩こりについて

◎肩こりを放置すると生活の質の大幅な低下を招きます。
 肩こりは、肩や後頭部、首や背すじの異常によって起きてくるものです。そのような異常が起きているのかを正確にお話することは医学的にも解明できていないことが多く難しいですが、血液の流れが悪くなることによって筋肉に疲労が蓄積さえて起きたりすることが考えられています。血液の流れが悪くなる原因として姿勢が悪いことや運動不足などが考えられています。肩こりがひどくなると頭痛や吐き気を催し、かなりひどくなると嘔吐を起こしてしまい動くことも厳しくなることが予想されます。
 肩こりは生活の質を落とすものであり、集中力を妨げて仕事や学業の低下を招きかねません。できるだけ肩こりのない生活をめざし、治療や予防をすることが大切です。

◎西洋薬は飲み合わせに十分注意が必要です。
 治療は西洋薬で筋肉の緊張を少し緩めてあげる方法もありますが、眠気を少々催すこともあります。またお薬の飲み合わせで多少注意しないといけない場合があります。西洋薬で効果がみられる人はそれほど多くないですが、十分に効果を感じることができる方もいます。そうでない場合は漢方薬をお勧めいたします。

◎全身状態を評価してバランス良く漢方薬を使用するとかなりの効果が認められます。
 私は肩こりの治療に関しては、最初から漢方薬をお勧めしています。あくまでも私の私見ですが、肩こりは漢方薬の得意分野だと考えています。全身の体調を整えつつ肩こりの治療を行っていく方が単に筋肉の緊張を緩めていくよりもすぐれているのではないでしょうか。生薬の葛根自体にも肩の筋肉の緊張を緩めてあげる作用があります。風邪薬として広く知られている葛根湯ですが、肩こりでも使ったりすることがあります。また生理に伴う肩こりでは、生理にまつわる症状を緩和してあげることで治療効果が得られたりすることが多いです。

◎凝りからくる痛みには高濃度ビタミンC点滴療法が有効なこともあります。
 他の治療としては、高濃度ビタミンC点滴療法(25g)をおすすめしています。リラックス効果もあり、一度は試す価値はあると思います。保険は使えず自費診療になりますが、他院よりも安い料金で提供しております。凝りから来る腰痛で定期的に点滴をされているかたもおられます。

◎ストレッチなどの運動もとても大切です。
 ただ姿勢が悪いまま漢方薬を使っても、あまり効果が認められないこともあるのも事実です。ストレッチで改善することも多くあり、アドバイスも行っています。お薬で治療をするだけではなく、日常生活にも気を配っていただきながら、全体の治療を目指して肩こりを予防していきましょう。
 
◎眼瞼下垂などの目の影響でも十分に起こりえます。
 眼瞼下垂でも頭痛や肩こりの原因になります。そういうときは眼科や形成外科にご相談するとよいかもしれません。また手術が原因で頭痛が増えることもあるとも聞きました。まぶたの筋肉の微妙なバランスが肩こりや頭痛には影響してくるみたいです。

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