翠(みどり)
皮フ科・アレルギー科
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メディク関東3F
電話 03-6662-4232
お知らせ
薬や病気の説明
自費診療
にきびの漢方薬ついて
◎漢方薬は症状に応じて使い分けます。
にきび
で使用する漢方薬は、大きく2つに分けられます。現在起きているにきびを早く抑えるための漢方薬と、にきびを出なくするための漢方薬です。実際クリアにこれらを分類するのは難しいですが、症状に応じて使い分けて行きます。またどのような理由でにきびが起きているのかが分かっている時には、それに応じた漢方薬を使っていくことがとても有効です。
◎にきびを抑えるための漢方薬です。
にきびを抑えるための漢方薬としては、「キキョウ」や「ケイガイ」や「レンギョウ」といった生薬が入っている漢方薬を選ぶことが多くなります。膿疱が多かったり、顔が赤くなってしまっていたり、顔の皮脂が多い場合などがそれぞれ使い分けをしたり併用をします。
◎出なくするためには、原因を治療することが大切です。
出なくするためには、なぜ起きているのかを追究することがとても重要です。
月経周期に伴ってにきびが出現してくる場合や、月経困難がある場合は、東洋医学では、”お血(おけつ )”という症状によってそれらを整えてあげることができる「シャクヤク」や「ボタンピ」や「トウニン」、「ダイオウ」、「トウキ」、「コウカ」などの生薬が入ったものを中心に選択していきます。
◎便秘によるにきびでもいろいろと漢方薬を使い分けます。
便秘
によってにきびが出現していると考えられるときには、「ダイオウ」や「ボウショウ」という生薬が含まれているものを中心に選んでいくことが多いです。胃腸を整えて便秘を改善するということでは、「シャクヤク」や「ショウキョウ」、「タイソウ」などがの生薬が含まれている漢方薬を使用することが多いです。西洋薬でもセンナから作られた成分のものは「ダイオウ」に似たものですし、「ボウショウ」は酸化マグネシウムの仲間です。便秘でもタイプによっていろいろと使い分けをして、お肌のトラブルを改善できるような生薬が多く含まれている漢方薬を選択していきます。
◎胃腸障害によるにきびの治療漢方薬です。
胃腸障害でにきびが出現していると考えられるときには、「ハンゲ」や「ニンジン」、「カンキョウ」「ショウキョウ」「オウレン」、「オウゴン」などが含まれている漢方薬を選択していきます。
◎精神的ストレスのときに使う漢方薬です。
ストレスがたまるとにきびが増えてしまうという場合にも、「ハンゲ」や「コウボク」、「サイコ」、「ソヨウ」、「リュウコツ」、「ボレイ」などの生薬が含まれている漢方薬を選択することが多いです。ストレスの原因が他の症状で起きていると考えられる時には、その原因に対して効果があると思われる漢方薬を選択していきます。
◎にきび跡の治療にも漢方薬を使います。
にきび跡の治療には、”お血(おけつ)”を改善していくようなお薬とお肌を改善する「ヨクイニン」などの生薬が入った漢方薬を選択することが多いです。
◎症状は多彩なので、いろいろ組み合わせて使い分けてバランス良く使い分けていきます。
これらが単独ではなく、いろいろと症状が混ざっている方がほとんどですので、バランスを考えてふさわしいと思われる漢方薬を選択していきます。
症状に改善が見られないときにも1回で諦めるのではなく、何回か症状に合うものを見つけていくことも必要なこともありますし、改善していくことによって症状が変化するときにも漢方薬を変更していきます。
にきび
でお悩みの方は是非一度翠皮フ科・アレルギー科にご相談ください。
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